ドバイ コロナワクチン接種状況
危機脱出急ぐアラブ首長国連邦
ワクチン接種件数、人口の過半数を突破
居住者全員にワクチン無料提供
ドバイは2021年3月末までに「適格な成人の人口」の50パーセントに予防接種を行うという短期的な目標を2020年よりかかげ、大規模な無料予防接種キャンペーンを開始し、120を超える予防接種センターを設立しました。
(ドバイではSinopharm、Pfizer-BioNTech、Oxford-AstraZenecaのワクチンを提供しており、これら3つはすべてUAE保健予防省によって承認されています。)
国民以外でもエミレーツIDを持つ外国人住居者にも無料で提供しており、UAE経済が観光や貿易に依存するだけに危機脱出を急ぎ、経済回復をいち早く行いたいという政府の狙いです。
ドバイ政府はサービス業など直接人と対面する機会の多い業種で働く、ワクチン未接種労働者は2週間おきのPCRテストを義務付けましたが、ワクチン接種者はテストが免除されるため、ワクチン接種者は今後も増えると予想されます。
関連記事:【アラブ首長国連邦】5つの経済部門のワクチン未接種労働者に2週間おきのCovid PCR(新型コロナウイルス)検査を義務付け
オックスフォード大学が運営するOur World in Dataによると、2021年3月22日現在、アラブ首長国連邦の人口は約1000万人、ワクチン接種数737万人(7,374,725人)がワクチン接種済みで、人口100人あたりの接種数は75.48人となるそうです。
これは国・地域別の人口100人あたり累計接種回数で世界第2位の数字となっています。(世界第1位はイスラエル)
ドバイの保健当局は、2021年の第4四半期までに成人人口の100%にCOVID-19ワクチンを投与する予定と発表しています。
Dubai on track to vaccinate 100% of adult population by Q4 of 2021#WamNews https://t.co/WL6Sopobij pic.twitter.com/E2iVV4pc9L
— WAM English (@WAMNEWS_ENG) February 7, 2021
■コロナ関連記事
・コロナ期間中のドバイ旅行に行く前に知っておくべきこと【2021年4月時点】
・ドバイで新型コロナウイルスに感染したらどうなるのか?
・【アラブ首長国連邦】5つの経済部門のワクチン未接種労働者に2週間おきのCovid PCR(新型コロナウイルス)検査を義務付け
・【ドバイ(UAE)の現在の状況について】ドバイがWTTCより『安全な旅行』として認定されました!