フランス・パリにあるルーブル美術館(Louvre Museum)初となる海外別館が、UAE(アラブ首長国連邦)アブダビに今月11日に誕生しました。
建物を設計したのは、フランス人建築家のジャン・ヌーヴェル氏。
同氏は、カルティエ現代美術財団(フランス・パリ)、電通本社(日本・東京)、トーレ・アグバール(スペイン・バルセロナ)などを手がけた経歴を持つ世界的に著名な建築家です。
ドーム状の天井はイスラム教のモスクの壁面装飾に多く見られるアラベスク模様で装飾され、現代的なモスクを連想する様なデザインとなっています。
本家パリのルーブルとは圧倒的に展示数は劣りますが、ルーブル・アブダビに展示されるものは時代も国も多岐に渡っており、紀元前のものから、現代アートまで楽しめるラインナップとなっています。
巨匠達の作品も展示されており、ビンセント・ファン・ゴッホ(Vincent van Gogh)の自画像、 レオナルド・ダビンチ(Leonardo da Vinci)の「ミラノの貴婦人の肖像(La Belle Ferronniere)」、日本が誇る葛飾北斎の水彩画に、日本の鎖国時代の長崎出島の屏風までもが、アブダビで目にすることが出来る事に感動を覚えました。
ドバイでもアブダビ・ルーブルは既に話題となっていて、ドバイから車で1時間半で行ける場所にあるため、沢山の来場客が訪れています。
ドバイに旅行の際には、日帰りで行けるアブダビ・ルーブルにも足をのばして芸術を堪能してはいかがでしょうか
チケットは大人60dh(約1800円)となっています。
フリーパーキング有り