(画像出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%89%E3%83%90%E3%82%A4)
スキー・ドバイは、中東第2位の規模を誇る巨大ショッピングモールであるモール・オブ・ジ・エミレーツに併設されている、世界最大の室内スキー場です。
パーム・ジュメイラからもドバイ市街からもほど近い場所に位置するこのスキー場は最大で1,500人収容することが可能な、とても室内とは思えないほど巨大な施設となっています。
なんと22,500平方メートルもの敷地全体を本物の雪で覆っているそうです。
室内気温は常にマイナス1℃から2℃に保たれています。
夏場には室外気温50℃近く、また砂漠の国だというのにしばしば湿度100%に達することすらある灼熱の地ドバイでこの低い気温を保つのにどれほどのコストがかかっているのか、想像を絶しますね。
スキー・スノーボードのコースは全体で幅80メートル、高低差は60メートルあり、レベルに合わせて5つのコースに分かれています。最長のものは400メートルに達するほどの長さ。
日本の多くの室内スキー場は100メートル未満で、埼玉にある日本最大級の室内スキー場である狭山スキー場は最長300メートルほどありますが、幅が30メートルほどとスキー・ドバイの半分以下なことを考えると、スキー・ドバイの規模の大きさがよくわかります。
初心者の方にはスキーとスノーボードの教室もあるので安心です。
(画像出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%89%E3%83%90%E3%82%A4)
スキーやスノーボードに疲れても、ここにはまだまだ多くのアトラクションが目白押しです。
一番のおすすめはスノー・ペンギンズ。
ここはなんとペンギンと直接触れ合うことのできる施設です。
ここで飼育されているペンギンはキング・ペンギンとジェンツー・ペンギンの2種類。それぞれ世界で2番目、3番目に大きな種類です。
これらのペンギンと間近で触れ合い、可愛さに癒されるとともにその生態を学ぶことができます。
また、18歳以上であればプールでペンギンと一緒に泳ぐことまでできます。
一日に数回、マーチ・オブ・ザ・ペンギンズと呼ばれる、スキー・ドバイ内をペンギンが行進するイベントも行われますのでお見逃しなく。
また、スノー・バレットと呼ばれるアトラクションでは、地上16メートルに設置されたワイヤーを使って150メートル先まで一気に滑空することができます。
スキーを楽しむ大勢の人々を足元に見降ろしながら滑り降りるのには快感を覚えることでしょう。
スキー・ドバイで楽しんだ後には併設されているモール・オブ・ジ・エミレーツへ。
(画像出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%89%E3%83%90%E3%82%A4)
このショッピングモールには数多くの高級ショップやアウトレット、レストランなどに加えて映画館、劇場、ゲームセンター、ボウリング場といたエンターテイメント施設も充実しており、1日ではとても楽しみ切れない規模です。
7,000台以上収容のパーキングエリアを備えているので車でもアクセスしやすく、またシェラトンやヒルトンといった5つ星の高級ホテルを含め、6つのホテルが併設されているので滞在にも便利です。世界規模のハイパーマーケットであるカルフールもあるので食料や日用品の購入にも困りません。
灼熱の国ドバイにおいて異世界ともいえる雪国体験をすることができるスキー・ドバイ。実は料金は日本のスキー場とさほど変わりません。
サービス等に応じて様々な料金が用意されていますが、例えばスキー・スノーボード1日滑り放題(ウェア、スキー板、スノーボード等レンタル料込)で大人一人310ディルハム(約9000円)。日本のスキー場だと大体8000円ほどなので、ほとんど差がありません。
物価の違いを考えると安いとさえいえるのではないでしょうか。
ドバイの中心街からも各リゾート地からもアクセスがいいので、強い日差しで疲弊した体を冷やすのにもまさにうってつけ。
熱さと寒さのメリハリの効いたドバイ滞在を満喫できるはずです!
参照元
スキー・ドバイ
https://www.theplaymania.com/skidubai
モール・オブ・ジ・エミレーツ
http://www.malloftheemirates.com/
狭山スキー場
http://www.sayama-ski.jp/ski_web/