ドバイは年々人口も増え国内市場が拡大を図っており、ドバイにいるとそれはまるで高度成長期の日本を錯覚させる
ドバイでは和食で成功している店は多く、寿司もアラブ人や外国人に人気で出せばそこそこ流行るという状況
和食に限らず飲食店も出せばそれなりに人が入っているのが見てとれる
それに比べ、日本は人口減少に高齢化問題、国内市場は縮小の一途を辿り続け、なんの打開策もないくらい未来をただなすすべもなく
眺めている状況に追いやられつつあるが、そんな中に光がさすニュースが飛び込んできた。
最近、海外では日本の畳が注目を集めているようで、東京のとある畳店には海外から注文が殺到しているようだ
その取引先国の中にはドバイも入っており、先日も大量の畳をドバイに発送したというから驚きだ。
その畳の行方はというと、現在急ピッチでオープンを急ぎ工事を進めているドバイのオペラシティの中にある日本料理店とのこと
オペラハウスのデザイナーは、日本でも話題になった新国立競技場のデザインを当初デザインしたザハ・ハディド氏。
斬新で美しいデザインの建物を作り上げる氏のオペラハウスは完成が非常に楽しみなドバイのプロジェクトの一つなのだが
畳を注文したオペラハウスに入る日本食店は、斬新でおしゃれな店舗になると予想される。
畳をたくさん利用した、より日本を感じられる空間が出来上がりそうで、日本人としては楽しみでならない
海外が認める高品質・高付加価値ブランド「メード・イン・ジャパン」というものに手作りにこだわる熟練職人が創り出した本物志向が加われば、海外で受け入れられるということが証明された今回のこのニュース
畳だけではなく、日本にはまだまだ素晴らしい商品を海外に送り出せる
「メード・イン・ジャパン」との出会いを世界は待っている
海外への販路拡大が、これからの生き残りをかける中小企業には必要なのではないだろうか。
情報源: 西日暮里製の高級畳がUAE・ドバイに大量輸出…イグサの香りと自然な風合いが欧州でもブームに(産経新聞) – Yahoo!ニュース