コロナ期間中のドバイ旅行に行く前に知っておくべきこと【2021年4月時点】

Contents

1 《コロナ期間中のドバイ旅行について》
2 《日本からドバイ入国前の重要ポイント》
3 《ドバイから日本入国前の重要ポイント》
4 《ドバイでの「出国前検査証明」の取得方法》
5 《厚生労働省水際対策に係る新たな措置について》

《コロナ期間中のドバイ旅行について》

ドバイ国際空港到着後はドバイ国際空港内でのPCRテストや施設での待機は必要なく、空港到着後すぐに観光がスタートできます。（日本からの新型コロナウイルス検査証明書は必須です）

現在ドバイでは外出時のマスク着用、社会的距離を保つことなどのコロナ感染対策が施行されています。

飲食店は、社会的距離を保つために席数を限定して夜中まで営業しています。
ホテルやモールなども通常通り営業しています。（4月12日からの1ヶ月間はラマダン期間となるために営業時間に変更等出る場合があります）

レストラン、エステ、美容業界、小売店員などのサービス業のスタッフは、ワクチン接種者以外は2週間おきのPCRテストが義務付けれており、対面による感染を防ぐ措置がされています。

ドバイでは、2021年4月現在人口の約７割が１回目のワクチン接種済みで、世界第二位となる高いワクチン接種率となっており、他国に比べて旅行中に感染するリスクを下げるドバイ政府による努力がなされております。尚、2021年4月現在ドバイからアブダビへはPCR検査が義務付けられております。

《日本からドバイ入国前の重要ポイント》

■3月19日以降、日本政府は海外から日本に入国する日本人を含む全ての渡航者に対し、出発前72時間以内の「出国前検査証明」の携行を義務づけています。
同証明がない場合、出発地からの航空機への搭乗も拒否されるので注意が必要です。

《ドバイから日本入国前の重要ポイント》

・出国前検査証明の携行
証明の携行義務は年齢、国籍は問われませんので、０歳の幼児であっても事前の取得が必要です。
※ドバイでの出国前検査証明の取得方法については、ページ下部に記載しました。
『ドバイでの「出国前検査証明」の取得方法』をご参照ください。

空港到着時の新型コロナウイルス検査

UAE・ドバイから日本に入国する全ての渡航者は、「出国前検査証明」を取得した人でも、日本の空港到着時に再度新型コロナウイルス検査が必要です。
最終目的地が日本で、第三国を経由する場合も含まれます。

ドバイから日本へ入国後は、3日間の検疫所所長が指定する施設で待機

日本へ入国後「3日間」は検疫所所長が指定する施設にて待機が要請されます。
空港から施設までは検疫所手配の移動用車両（バス）にて移動となるそうです。
※先日ドバイから成田空港へ到着した搭乗者の情報によると施設は、空港に隣接している東横インが指定施設だったそうです。

待機は指定施設に限定され、自宅や個人手配の宿での待機はできません。
指定施設に入った後は3日間、部屋の外に出ることはできないそうです。（変更になる可能性はありますが、2021年4月現在は、施設内にコンビニ等がある場合は、待機者自身が店舗に行くことはできませんが、ホテルの人に代理で購入してもらうことは可能だそうです。）

夫婦や家族連れの場合、同室での入居を希望することができるそうですが、施設の空き状況によりご希望に添えない場合があるとのこと。
食事は3食弁当が配布されるそうですが、ベビーフードや特定の食品が必要な方はUAE・ドバイ出発前にご自身で準備することが推奨されています。
※入国後3日、14日の起算は、入国した日の翌日を1日目と数えます。

入国後14日間の自主隔離及び公共交通機関の不使用

施設での待機中に、入国後3日目に再度新型コロナウイルス検査が行われ、陰性が確認された場合に施設を退去となります。施設の退去の際は、個人手配のハイヤーや自家用車での移動や、施設から到着空港（成田、羽田、関空等）まで検疫所手配の移動用車両（バス）を利用できるそうですが、基本的に施設へ入所する際と同じくバスでの移動になるそうです。

※入国後3日、14日の起算は、入国した日の翌日を1日目と数えます。
※空港到着時の検査費用、空港から指定施設への移動費用、指定施設での3日間の宿泊費用、宿泊中の3食の弁当代は、国が負担とのこと

各種指定アプリのダウンロード、位置情報の保存、誓約書の提出等

入国後14日間は公共交通機関（一部リムジンバスや一部鉄道を除く）の不使用、位置情報の保存、保健所等から位置情報の提示を求められた際には応ずることなどの誓約が求められるそうです。空港到着時、「質問票」及び「誓約書」の提出、指定アプリのインストールなどが求められます。

指定アプリ使用のために、日本国内でのデータ通信が利用可能なスマートフォンを所持していない場合、空港内でスマートフォンを自費でレンタルすることが求められるそうなので注意が必要です。

現在滞在中の第三国から直行で日本に帰国する方が、日本上陸の前14 日以内にUAE・ドバイ滞在歴がある場合

上記に記載した、同一の措置の対象となり、出国前検査証明、３日間の施設での待機が要請されます。

UAE・ドバイ以外の第三国を出発し、UAE・ドバイ経由で日本に帰国する場合

UAE ・ドバイに「入国せず」に空港制限区域内移動だけの経由便（トランジット）の場合は、出発地を問わず日本入国のための「出国前検査証明」は必要です。
以下に掲げる国を出発地とする方は、UAE国内から出発する場合に課せられる施設での「3日間」の待機措置の対象になります。

英国、南アフリカ、アイルランド、イスラエル、イタリア、オーストリア、オランダ、スイス、スウェーデン、スロバキア、デンマーク、ドイツ、ナイジェリア、ブラジル、フランス、ベルギー、エストニア、チェコ、パキスタン、ハンガリー、ポーランド、ルクセンブルク、レバノン、ウクライナ、フィリピン

上記の国を出発地とする方については、3月31日までの情報によると、UAEから出発する場合と同じ検疫強化措置が課せられていますので、出発する国の情報にはくれぐれもご注意ください。UAE・ドバイに「入国して」トランジットホテル等に宿泊するなど、滞在時間にかかわらず、UAE ・ドバイへの入国を伴う経由便（トランジット）の場合は、UAE・ドバイから出発する場合と同一の措置の対象となります。

《ドバイでの「出国前検査証明」の取得方法》

「出国前検査証明」は、原則として日本政府が指定する以下の書式を使用しなければいけないそうです。2021年4月現在、日本政府指定の書式に直接記載してくれる病院は確認されていませんが、American Hospitals Dubai、MEDICLINIC、King’s College Hospital Dubai、の3施設で、病院側の任意書式ですが、日本の指定書式ある情報を記載できるそうですが、病院側の対応は随時変更される為、詳細につきましては各施設にその都度ごとに直接お問い合わせください。
（必要情報が欠けている場合には、日本の空港での上陸審査時に問題になる可能性がありますので、ご注意ください）

検査結果は２４時間以内にメールにて送付される事がほとんどですが、時間が経ってもメールが来ない場合は再度病院に連絡してください。

◆日本政府指定書式はこちらです。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/ca/fna/page25_001994.html

◆American Hospitals Dubai
https://www.ahdubai.com/pcr-screening
（検査を受検する際には、必ず検査結果はSMSではなくメールにてPDFを添付するように申し出てください。「ID Number」の項目にはエミレーツIDではなく「Passport Number」を記載するようにお伝えください。稀にメールがなかなか届かない場合があるますので、その際は再度病院に電話連絡をしてください。）

◆King’s College Hospital Dubai
https://kingscollegehospitaldubai.com/service/covid-19-treatment-clinic/covid-19-pcr-test-dubai/
（検査を受検する際には、必ず検査結果はSMSではなくメールにてPDFを添付するように申し出てください。「ID Number」の項目にはエミレーツIDではなく「Passport Number」を記載するようにお伝えください。検査結果には「Passport Number」が記載されませんので、PDFを入手後にご自身で印刷し、パスポート番号を余白に手書きで記入してください。稀にメールがなかなか届かない場合があるますので、その際は再度病院に電話連絡をしてください。）

◆その他・ドバイ政府に認可された検査施設（エミレーツ航空ホームページより）
https://c.ekstatic.net/ecl/documents/health-screening-documents/approved-laboratories-in-dubai.pdf

■更に詳しい情報は下記をご参照ください。